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なみぃのスナッピーカホン(なみぃずかほん)
ピックアップマイク


ほかの楽器がPAを使ったりすると、カホンもPAを通さないと音量が足りない事もしばしば。
そこで、とりあえず普通のマイクロフォンを使うと、
拾ってくれる音と拾ってくれない音があったりと、悩まされたりします。
そこで、
内臓マイクがあれば…と思い、試しに作ってみたらなかなか良かったので、ご紹介します。


特 徴

・低予算で簡単に作れます。
・PAのBass(低音)を少し下げるだけで、生音に近い音質が得られます。


ピックアップ回路に必要な部品

コンデンサーマイクエレメント
アイコー電子・3端子・リード線付き

220円

コンデンサー 1μF (電解コンデンサーは不可)

20円

抵抗 2.2KΩ

5円

単3電池フォルダー3本用
リード線付き

130円

スイッチ(3端子or6端子)

110円

6.5φモノラルジャック
(接点不良はノイズの原因になるので、材質の良いモノをチョイス)

(73円〜)
350円

全く同じマイクエレメントは、ここでも手に入ります。


コンデンサーマイクに付属の回路図

C(コンデンサー)の値が表記されてないので、困ったのですが、
この製品は1μFがいいらしいとう情報があったので、1μFをチョイスしました。
他の値の物を試してませんが、
ノイズも無く、ハウリングの心配をするほどレベルを上げなくても、
満足の行く音質が得られたので、1μFをお薦めします。

+Vaには、電池のを接続します。
Outputには、シールドのプラグの先の部分が接続するように、ジャックに接続します。
Groundには、電池のと、シールドのプラグの元の部分が接続するように、ジャックに接続します。



6端子スイッチを使用する場合は、コンデンサーと抵抗(内側線含む)の間にも
スイッチが入る配線にします。


試作品ですが・・・




コンデンサーマイクエレメントをゴムチューブに入れて取り付けています。
こうすることで、余分な振動を拾わなくなります。
この試作品は、カホン内部に置く為に、滑り止めネットを輪ゴムで取り付けています。
こうすることで、ユニットがカホン内で動かなくなるのと同時に、ユニットがコトコト音を出しません。


この試作ユニットでも、充分使えました。


ボディに完全に取り付けてしまうには…


一枚プレートに
ジャックとスイッチと電池フォルダーを固定して、
そのプレートの裏側には、
ゴム(又はシリコン)チューブで固定したマイクを固定します。
そして、プレート分の穴をカホン側面にあけて、
プレートを内側から取り付けます。


写真左側は裏面です。

使用上の注意
・このピックアップの出力はボーカル用マイクとほぼ同じです。
 (なので、エレキギター用入力や、ギターアンプでは増幅しきれません。)
・プラグの抜き差しと、スイッチのON/OFFは、レベルを下げて行わないとスピーカーを痛めます。
 (6端子スイッチの配線ならば、ON/OFF時のノイズは大幅に軽減されます)
・アンプ(またはミキサー)側で低音レベルを少し下げて使用します。


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このページの開設者なみぃ