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2006 MDFmodel  作り方の紹介

(2006/09/10更新)
2006年11月18日 一部修正

2005modelのスナッピーの取り付け位置 とは変えました。
スナッピー音の変化を、より効果的な位置にしました。

MDFボードで外枠づくり
写真が手ぶれでごめんなさい。
久しぶりのキリ&ドライバー作業で腕の痙攣かな(^^;)。
板の接合部分を確認して、キリで穴をあけてから、接着材を塗りモクネジで固定。
打面を貼る時にデコボコにならないように、キッチリ合わせて組むには、
たぶん1人では無理、板を押さえてくれる人が必要でした。
(サラ頭)太さ2.7ミリ×長さ25ミリのモクネジで強力に固定!。
接着剤もはみ出るほどたっぷりつけて、はみ出た分は、乾く前にふき取る。
これでとりあえずイスとしての強度を得る(^^;)。
(この作業の前に、側面用板にスナッピー取り付け角材固定用の穴を開けておくと楽です)

 

打面(シナベニヤ)の取り付け接着

ワクが出来たら、打面の張り付け。
全面に接着剤をたっぷり付けて下さい。

 


打面の固定にもモクネジ使いました、短いほう。
(きっちり接着できれば、ネジを使わないほうがキレイですが、
月日がたつと微妙に剥がれて音の響きが悪くなるので、
ネジでしっかり固定したほうがいいです。)

 


打面上部の写真です
穴だらけの写真ですいません。穴の位置は参考にしなくてもいいです。
しかし接着剤がきちんと効くように、しっかり固定してください。
また、この部分は、ネジの出てると演奏時のケガしますので、接着完了後にネジを抜いたり、
打面に食い込ませるように、締め込みます
打面張り付けのポイント
打面が、ネジとネジとで引っ張られないように固定しましょう。
それには、打面に空けるネジ穴をなるべく大きくしておきます。そして、
ネジは1本づつを最後まで絞めるのではなく、全てのネジを順番に徐々に
締め付けていきます。(★裏面を貼る時も同じです。)

打面をしっかり接着することは、音質の為だけでなく、ボディが斜めに潰れない為
の補強の意味があります。

 


ニッパーで、スナッピーを半分に切ります。
針金1本1本を丁寧に切りましょう。
乱暴に作業するとスナッピーに変な角度がついてしまうので、注意してください。
使用するのは、半分だけです。残り半分は、もう1個作る時に使いましょう(^o^;)

 


スナッピー固定用の角材には、固定用の木ネジの為に中心に穴をあけておきます。

穴のあいてる側は、下の写真では、左側になります。
スナッピーの取り付け位置は角材のこの位置にします。


長さ(80ミリ)90ミリの角材に、スナッピーを木ネジで固定します。
(Peal S-022の場合、針金の溶接部分が見える側で固定します。)

スナッピーは、1本1本が重ならないように少し広げます。
丁寧に広げ、平らに少しだけ扇状にしてください。

スナッピーの取り付け位置について

打面から3センチで、
スナッピーの先端が側面から1センチ離れる位置になるように、
本体上板に角材固定用の穴をあけておきます。
この穴の位置でスナッピーの位置が決まりますので、
ちゃんと長さを測って、穴の位置を決めた方がいいです。


この写真は、試作時のもので、位置のみ参考にしてください
(写真の角材長すぎ、スナッピーは広げすぎです)
スナッピーが角材に固定されているのは、角材の向こう側の面です。
左側のゴムの足が付いてほうが、底面です。
写真奥が打面です。スナッピーを固定した角材を写真のように取り付けます。

先に空けた穴にネジを入れて、先端が内側にでるようにしておき、
そのネジの先端を角材に空けた穴にあわせて取り付けます。


固定したら角材を回転ささて、スナッピーが打面にさわるように調整します。
写真の赤い枠のところがさわるようにします。
赤い枠全部にあたるようにすると、スナッピーの先がわずかに打面から離れると思います。
それぐらいが丁度良いです。

打面中央を叩くと、あまりスナッピーの音が出ないで、
中央から離れて叩くとスナッピーの音がでるような感じになります。

調整が出来たら、もう1本ネジを使って、角材が回転しないように固定します。
(ウラ面を取り付けて叩いてみてから最後に固定するのもいいでしょう。)

 


マル頭の木ネジで、底面にボンネットゴムを固定
各辺から3ミリ程度あけるのが、Goodポジション
固めのゴムのチョイスで、思ったとおり、これで底板も響いてくれてグーです。

 


穴の位置は、上にします。写真は逆になってます、反対です。
上にあったほが、調整に便利ですし、スナッピーの音も良さそうです。
なにより、上にあったほうが、持ち運びが楽なんです(^^;)。
裏板も接着剤をたっぷり使って固定します。
メンテナンス用に接着剤を使用しない場合は、木ネジでしっかり固定します。

最終最後の仕上げ
それから上部(座る面)4辺は、サンドペーパーでカドを滑らかにしましょう。
これは叩く手の安全の為にやっておいたほうがいいです。

角材にペーパーを巻き付けて作業すると、とっても楽で簡単です。
この作業をしなかったら、Gパンのももの内側の部分がパッカリ切れました(^^;)。


さて、このカホンこれで終わってはいけません。

このカホンを作った方は、必ずシールを貼ってください。
この画像(ここをクリック)をプリントアウトして貼ってください。
  貼った後に、プリントした紙にクリアラッカーしておくと、にじまないです。  
このシールを貼る事が、このカホンの制作を許可する条件です
ジョークです(^_^)が、貼ってくれると嬉しいです。




演奏時のワンポイントアドバイス


叩いた後は、指のアイシング(氷で冷却)を忘れずに!!。
次の日への影響が全然ちがうから!


猫のいるご家庭は、ご注意ください。
猫の目からは、カホンが猫専用ハウスにしか見えません。
しかも猫のおもちゃ(スナッピー)付きですから!、入るなというほうが無理。
スナッピーを外して横置きにして毛布を入れると、猫の出産BOXとしてGoodです。

叩いた音(QuickTime 8KB)
なぜか?スナッピーの音が録音されない
(2005年に作った時の音)


★もし、作った方がおりましたら(^^;)、ボードに感想を書いて頂けるとうれしいです。


お ま け

MFDで作るより、もうちょっとお金を出して集合材を使ったほうが低音がでます。

2005modelでは、打面上部にわずかな隙間をあけて
(写真で接着剤が塗れてない部分。上部中央に牛乳パック程度の厚紙でワッシャを作って
それを打面とボディの間に挟んで、それを打面からネジで固定)

パチンという音も出るようにしてましたが、
スナッピー位置を変えたら、隙間をあけない方がいい音でるので、やめました。

お試しエフェクト…、
ホームセンターで見つけたスプリング(太さ8ミリ程度 長さ100ミリ程度)を、
手で引っ張って、260ミリ程度まで伸ばして、それを、カホンの中の
左右の側面の中央に固定すると、リバーブ(残響効果)が得られました。
底面中央と裏面の穴にスプリングを引っかけると、もっと残響(^^;)。

また、ロッド(直径6ミリ 長さ280ミリ)を、カホンの底面の中央に穴をあけて、
カホンの中で垂直に立つように、底面にナット2個で固定すると、
スプリングより少ないけど、スプリングより低音の響きが残ります。
安いからこんな改造も気楽にできます(⌒-⌒)。


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このページの開設者なみぃ